すっかり夏日が続く毎日。汗っかきな私は太陽に最大限の仕事をさせるべく毎日洗濯をしている。
本当は一番暑い時間帯に洗濯物を干すのは生地が痛むからあまりよろしくないと聞くがそうも言っていられないし、しっかり乾燥してゴワゴワになったタオルもまた夏の季語にふさわしいものだと思っている。
アタックくん、君のせいか白いタオルがうっすらピンクになってきたよ。なんで??
さて、いつものように洗濯が終わり、干そうとTシャツをハンガーにかけようとしたらこの有様。
えっいつから穴空いてた!?!!??
完全に部屋着なので油断していた。それ以上に、ユニクロのTシャツは永遠に着られるくらい頑丈だと(勝手に)思い込んでいた。
よくよく見れば色味もカッスカスの油性マーカーのように心許ない。(写真だと本当に色褪せているように見えるけど、実際もう少しマシ)
いつから穴の空いたTシャツを着て生活していたのだろうか。
少し前にnoteでエラそうに『ボロボロの服を着ているのはダメだ』みたいなことをこんこんと書いているのに。エラそうに。
部屋着だからいいじゃないかと思うかもしれないが、私は許せない。
どれだけユルユルで締め付けのない服を着て自分を甘やかしていても服がボロボロなことだけは許せない。
そもそも、このTシャツ(スヌーピーのTシャツなのでヌピTと呼んでいた)はめちゃくちゃお気に入りなの。
ユニクロで大好きなPEANUTSコラボで、しかもめちゃくちゃかわいいデザインで。かわいすぎて一時期このTシャツのイラストを写真に撮ってLINEのアイコンにしていたくらい好き。
購入時時期を調べてみたら2022年、3年前だった。
そりゃ3年間も毎日着てたら穴空くわな〜〜〜!!!ローテーションで着てはいるが、それでもめちゃくちゃ着た。
布は着れば着るほど体に馴染む。どんな疲労回復インナーよりも快適で、安心感のある一枚だった。
その後Tシャツを買いに出かけた。980円を2枚。
天命を尽くした先代は確かセールで1,200円だったと思う。悲しみに暮れる私に、今、同額のTシャツを買うことはできなかった。
値札を切って洗濯機に放り投げるが、いつもの癖で洗濯かごで佇んでいたヌピTも一緒に入れてしまった。
穴が空いた靴下も同じだよなぁ。『今日帰ったら捨てる!』と思いながらいつもの癖で洗濯機に入れてしまう。
綺麗になってしまったものは仕方がない。もう一度だけ着てから捨てよう。
そう思っているがなかなかゴミ箱に放り込めない情がある。なんで死ぬほど捨てる私なのに。
充分すぎるほど使ったものには愛着が沸くものだなあ。
今日は新しく買ったTシャツを着た。黒猫3匹が踊っているので黒猫ダンシンTとする。
『冷感綿』というなんじゃそらな素材と値段だけで買ったが,この子も数年後には手放すのが惜しいくらいのに惚れ込んでしまうのだろう。
明日から雨が続くらしい。
晴れ間の間際にと干したヌピTがベランダでそよそよと揺れている。