食事と恋かも?エモみ沢深し〜〜〜〜〜
そういえばドラマにもなっているみたいですね。
今は5巻まで発売されていて、リアルタイムで最新刊を追っている数少ない作品の一つです。
【ざっくりとしたあらすじ】
料理大好きな野本さんがお隣に住む食事大好き春日さんにご飯のお裾分けをしたことからはじまるほんのりラブストーリー
これは本当にほんのりラブ。微ラブ。友情以上恋人未満。
百合成分が欲しい方には足りない。私にはまっったく足りなかった。
何かのレビューに『同性愛である必要はないのでは?』というコメントがあったが、そう言われても仕方ないような…と感じるところもある。
が、同性愛だからこその生活が見られる、それがいいのだ。
割ときのう何食べた?に近いライトな感じ。ガッツリBL・GL成分はない。
拙者、推しには幸せになってほしい侍でござるため、同性愛ゆえの苦難は正直受けてほしくない。
本著だと親からのプレッシャーとか会社でのセクハラ、男女だったらすんなり進んだはずの社会的な問題など…
避けて通れない問題を2人なら乗り越えられるね、という見方によっては楽観的すぎるけれども「こうであってほしい」という希望的観測を叶えてくれる内容。
そもそも2人ともどちらかというとノンケ寄りで「えっこれって…恋…!?」というところから始まるのでじれったいったらない。でもそれがいい。
料理に関しては詳しいレシピというより2人で楽しく作って食べて🎵がメイン。
春日さんの食べっぷりがまぁ〜〜〜〜〜〜〜気持ちいいんだコレが!!!!
そら野本さんも作りたくなっちゃうよネ!!!!
正直料理がうんぬんというより、頑張ったから・辛いことがあったから・幸せなことがあったから・の毎日のごほうびご飯という方が近いかも。
ごほうびごはんほどゆるくはない。デカ盛りとか再現とかそういう系ごはん。
話が進むと更に食に関することから友人が増えて、2人の生活が尚豊かになるのがまた良い。これはほんとうに読んでほしい。
同性愛要素はかなり薄めなのでさら〜〜〜っと読みやすいと思う。
生活を描く上で男と女であればどうしても料理は女が作るもの、というイメージがある。
そういう面では女(男)同士が好きなものを作りあって一緒に食べるというのは一番自然な形なのかもしれない。
そう思えるくらい2人が幸せそうに食事しているのを見ると頼むから幸せになっちくり〜〜〜〜〜🙏と願うほかない。