相性の悪い店というものがある。近所のジョーシンがそれにあたる。
えっアレ取り扱ってないんですか
以前花屋で働いていた時に言われてとても印象的だった言葉がある。
「どれだけ商品が多くてもお客様の欲しい商品がなければ『品揃えの悪い店』と思うし、商品が少なくても欲しいものがあれば『品揃えのいい店』になるからね」。
花はナマモノなの安定した流通が難しく、特に夏場は店頭に出せるものがないくらい商品が入らないことがある。そうするとお客様はそれぞれ「今日は赤いお花が欲しかったんだけど」「ユリが欲しかったのに」などと殺風景な店舗を見て、チクリと一言吐いてから踵を返すことが多くなる。そのことを仕入れ担当に伝えた時に返ってきた言葉がそれだった。
なるほどたしかに、何をもってして『品揃えのいい店』と思うかはその人の尺度による。品揃えに限らず販売価格でも予算と合致しなければ『高い店』と思うだろう。100人が100人満足のいく商売なんてありえないのだ。だからこそ自由競争が成り立つわけだけど、店側と客側の意見をうまくまとめた言葉だと思う。
数あまたあるお店を見ていくと、次第に「この店センスいいなぁ」と自分と似通った趣向のお店を見つけることがある。それが徒歩3分のスーパーなのか期間限定のセレクトショップなのかは運次第だが、当然その逆で「この店欲しいもの全然ないな…」と思う出会いもある。
私にとってそれは自転車で10分のジョーシンなんだけれど、とにかく欲しいものがピンポイントで取り扱っていない。これは私が「多分置いてあるだろう」と思って探しに行く場所を根本的に間違えているのが根本的に悪いのだけれど、本当に「コレじゃない」ばかりである。近所の別のお店に行く用事があったので、今回も多分ないだろうな…とあまり期待せずついでに寄ってみた。
今日はリストレストを探している。長細いタイプで汚れが目立たない黒がいいな。まぁちょうどない。マウスパッドと一体型のものはあるが、一本の長いものは置いていない。うーむ。これはコーナンに行った方がよかったやつだろうか。
こういうかまぼこみたいなのが欲しかった。
仕方ないので次に欲しかった時計を探す。キッチンに置く用に、シンプルでアナログタイプ、できれば吊り下げられるものだとなおいい。まぁ当然ない。真っ赤でデジタルなものならあったが、それなら置かない方がいい。
一応念のため、おもちゃ売り場で心の安寧シルバニアを探す。なんでフローラウサギきょうだいがいないんだよ!!!!!!!
最後に一応、長年買おうか悩んでいるゴリラのひとつかみを探す。まぁないよね~~~。悩んでいるからこそ、こういう予算が宙に浮いている時に買えたらラッキーなのに~~。
