たまに狂ったように掃除をする時がある。必要に駆られた時か、精神的にすこぶる充実しているときだ。
捨てろ磨け片付けろ
今回の大掃除の理由は前者である。数日後に家を空けるのでそれまでにきれいにしておきたい。旅行から帰ってきた家が汚いと、楽しかった思い出から一気に現実に引き戻されるからツライ。洗濯物は全部洗っておかないとクサくなるし、虫やカビがイヤだから水回りもきれいにしておきたい。妙なところで潔癖症なもんで、久々のゆっくりできる休日は14時にのそのそと起きてゴミを捨てまくる。
使ったものを元の場所に戻す行為を、方言で「なおす」という地域がある。もれなくその地域に住んで数年が経過するが、「戻しておく」よりもしっくりくるようになってきたのは、それだけ「なおす」を多用しているからだろうか。
シャイニー薊さんのマグマを作るのに使った電気調理鍋を片付ける。使い終わってから2週間くらいそのまま放置していたので、ホコリをふき取ってクローゼットにしまう。シーツとブランケットを洗ってコインランドリーの乾燥機に突っ込む。玄関に投げられっぱなしのダンボールを畳んで紐でまとめる。ちょうど毛先が開いた歯ブラシでキッチンとお風呂の排水溝を掃除する。大汗をかきながらアレやコレやと動き、途中食事休憩を挟みながら作業していたら気が付けば19時を回っていた。
家を空けるときは毎回その時々の事情が違うので事前に対策を練っておかなければならない。心配性というか臨機応変さを求められるのが苦手だから仕方がないが、どうせいずれは心配することと考える他ない。
なんだかんだ掃除をして整理整頓をすれば大変気持ちがいい。今日は14時に起きてきたとはいえ、掃除のいいところは成果が目に見えるところにあり、昼過ぎまで寝てしまったという罪悪感が消えるほどである。掃除のし忘れは旅行中に思い出すのが常だから完璧とは言えないだろうが、少なくても今日はいい気分で眠れそうだ。
