かなスの巣

後腐れのない日記帳

捨てろ/低気圧の強制掃除日和

 たまに狂ったように掃除をする時がある。必要に駆られた時か、精神的にすこぶる充実しているときだ。

捨てろ磨け片付けろ

 今回の大掃除の理由は前者である。数日後に家を空けるのでそれまでにきれいにしておきたい。旅行から帰ってきた家が汚いと、楽しかった思い出から一気に現実に引き戻されるからツライ。洗濯物は全部洗っておかないとクサくなるし、虫やカビがイヤだから水回りもきれいにしておきたい。妙なところで潔癖症なもんで、久々のゆっくりできる休日は14時にのそのそと起きてゴミを捨てまくる。

 使ったものを元の場所に戻す行為を、方言で「なおす」という地域がある。もれなくその地域に住んで数年が経過するが、「戻しておく」よりもしっくりくるようになってきたのは、それだけ「なおす」を多用しているからだろうか。

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 シャイニー薊さんのマグマを作るのに使った電気調理鍋を片付ける。使い終わってから2週間くらいそのまま放置していたので、ホコリをふき取ってクローゼットにしまう。シーツとブランケットを洗ってコインランドリーの乾燥機に突っ込む。玄関に投げられっぱなしのダンボールを畳んで紐でまとめる。ちょうど毛先が開いた歯ブラシでキッチンとお風呂の排水溝を掃除する。大汗をかきながらアレやコレやと動き、途中食事休憩を挟みながら作業していたら気が付けば19時を回っていた。

 こまめにやればいいのにと分かってはいるが、掃除は元気な時でないとできない。そもそも一人暮らしの部屋でこまめに掃除するなんて効率が悪いのだ。狭い部屋だから散らかるのは一瞬、それを勢いでパッと片付けた方が進捗がわかりやすくて達成感がある。…と正当化することで、一人暮らしの精神的な治安は守られている。
 
 昨日から低気圧ですこぶる体調が悪い。頭痛、胃のムカつき、倦怠感、誰が悪いわけではないけれど、しんどいものはしんどい。でも、先週は中々忙しかったし、今週の予定を見ても今日しか掃除に集中できる日がないからと頭痛薬を飲んで動く。動き出してしまえばなんてことはない、体調不良も忘れてせっせと床を磨きだすわけ。私は体力がないので1日に何ターンも行動することができない。掃除というのは1日がかりの予定である。ランチまでにちょっと掃除♪なんて器用なことができないのも困りものだ。
 とはいえ今回は理由が理由なので実は数日前から準備はしていた。ベランダで育てているシソの水やりのためにホームセンターに足を運んで熱中症に怯えたり、PC用のケースを購入したり。

 家を空けるときは毎回その時々の事情が違うので事前に対策を練っておかなければならない。心配性というか臨機応変さを求められるのが苦手だから仕方がないが、どうせいずれは心配することと考える他ない。

 

 なんだかんだ掃除をして整理整頓をすれば大変気持ちがいい。今日は14時に起きてきたとはいえ、掃除のいいところは成果が目に見えるところにあり、昼過ぎまで寝てしまったという罪悪感が消えるほどである。掃除のし忘れは旅行中に思い出すのが常だから完璧とは言えないだろうが、少なくても今日はいい気分で眠れそうだ。