ちょうど二年半愛用したスマホを機種変更した。OPPOのReno7AからReno13A。機種変の”トキメキ”がなくなったのは、加齢によるものなのか、同じ機種を長く使っているからかはわからない。
電話予約ってめんどくさい~~
私は長年楽天モバイルを愛用している。月々約2,000円(機種代別)で過不足なく使えているので結構知人にもすすめている。 機種変更の理由は、やはり劣化というか、挙動も写真写りもなんだか野暮ったくなってきた。日々進歩する機械にとって、二年の月日は充分すぎるほどの疲労だったに違いない。
そんなわけで機種変更をするために楽天モバイルの店舗に来店予約をした。別に予約なんかしなくてもいいし、何より機種だけ自分で購入すれば来店なんかする必要がない。SIMカードのおかげで機種変の手間がぐっと減った。ガラケーなんてデータ移行のために二時間ぐらいショップに預ける必要があったのに。
とは言え高価なものをネットで購入することに抵抗がある私、もれなくネットから予約をする。利用状況や簡単アンケートに回答して一安心。ところがどっこい、予約した数時間後、店舗から電話がかかってきた。え、なんで??なんか不備あった??
恐る恐る出たところ、ざっくりと入力内容の確認だった。なんやねん。いや機種変更だけですし、機種はもう決めてあるんで!!!!と思いつつ、希望の色を伝えると「在庫確認しますね!」と保留にされる。いや、別に色とかどうでもいいんですよ。電話が面倒だからネットから予約したのに、なんで電話で確認されてんの。
これは私の憶測だが、多分注意事項を読んでいない人が多いから、念のため「お電話でもお伝えしましたが…」という口実作りなのだろう、と思う。とりわけ本人確認できる書類と楽天カードを持ってくるよう何度も言われた。いや私も大人なんで、スマホ買うのに手ぶらではいきませんよ。とは思うが、世の中には顔パスでスマホが購入できると思っている人もいらっしゃるのだろう。店員さんの負担を最小限にするのも購入者の義務だ。
だがしかし、この現代において「電話が苦痛」と言う話はよく聞く。「電話に出るくらいなら仕事を変えたい」とまでの嫌悪まで耳にしたことがあるから、黒電話からスマホまでの遍歴の間に、通話というコミュニケーションツールが形を変えていることは言うまでもない。
私は以前事務職時代に、営業マンよりも早く電話を取ることに命をかけていたことがあるので、正直電話に対しては何も思わない。だが例えば、病院に予約の電話をしなければならない時、そもそも病院が開いている時間は仕事中だから電話するタイミングがないとか、予約の確認で長時間保留にされるとか、なんにしても時間と行動が制限されてしまうのが、「電話するのめんどうだな~」と思う理由になる。
美容院なんかはホットペッパービューティーのアプリでサクッと予約ができるので本当に助かる。出先でも夜中でも、思いついた時にスマホ一つで予定を決められ、しかも無料だなんて利用者にとってメリットしかない。本当に素晴らしい。
だからこそ、ネットで予約したはずなのに結局電話をしなければならないことに、疑問と言うか必要性を考えてしまう。サービスを利用させていただいている以上は郷に従うしかないのだが、なんというか、すごく惜しいことをしている気がする。
余談だが、実は予約した後、どうしても体調が悪く一度キャンセルをした(キャンセルはネットからできる)。その後改めて再度予約をしたら同じように電話がかかってきたが、どうせ同じだろうと思って出なかった。それでも店頭に行ったときには何も言われなかったので、別に出なくても問題はないようだ。
利用者への確認というサービスとはわかっているが、求めているのはそういうことじゃァないんだよなと思ってしまう。中々難しいものだ。
