かなスの巣

後腐れのない日記帳

私はスープの味が決められない

 野菜が安いと嬉しくなって大量に買ってしまう。今回はトマト缶で簡単にスープにした。

汁物ってムズイ~~~

 料理において、魚を捌くとかお菓子を作るといった試行回数がものを言う料理を除けば、特に不得意と思うものはない。

 だが、何回作っても、アレコレやり方を変えてみても、イマイチバチっと決まらないもの。それが汁物。

 だから、実はみそ汁とか苦手。味噌の量が毎回わからないし、毎回具材を入れ過ぎてみそ「汁」ならぬ、みそ「具」になってしまう。

 それなら計量カップと大匙を使えと思われるだろうが、料理は戦いである。夏は暑さ、冬は水と床の冷たさ、そして全局面においてメンドクサイ。戦場にそんなみみっちぃ装備を持ち出せる程の余裕が、我が軍にはない。

 基本的に何を食べても美味しいと思えるし、「美味しくない」と思えるようなものは作らない。だが、何をやっても、「これだ!」と思える味が作り出せない。それが我が軍と汁物軍の長い闘いの歴史である。

 

 お出汁とかブイヨンとかそういうのは入れている。玉ねぎをじっくり炒めて…とかそういうことはしないが、じっくりことこと煮込んですっかりトロトロになった野菜が好きだから、割と長い時間火にかけている。

 塩の量が少ないのか?コショウか?トマト缶の量?隠し味のウスターソース、ケチャップの量??

 疑い始めればきりがない、抜けないトゲだねってSMAPも歌ってるし、疲れのせいなのかもしれない。

 

 今回ももれなく、なんか微妙な仕上がりだ。鍋一杯に作ってちまちま食べようと思って大量に作ったが、さてどうしたものか。

 マズいわけではない、何かが足りないが、その何かが分からない。

 セロリが安かったから葉っぱ部分を入れたが、その味もよく分からない。おいしいんだけど、なんか、「うっひょ!これは大成功ですねェ!」と飛び上がるような感動がイマイチない。

 私が作る汁物・スープはいつもこうだ。だけど、インスタントのみそ汁やスープはいつも味が濃いと思ってしまう。いい塩梅が一番わかりにくい。

 

 逆に、煮物は適当にペペっと調味料を入れておけばなんとかなる。これについて調味料を計量したことは一度もない。

 師範である母の「醤油ドバっと」「酒グルっと」「砂糖パッパ」を忠実に守っているだけだから、ある意味一子相伝の技ではあるのだろうが、不思議なものである。

 

 とりあえずたっぷりあるスープは鍋ごと冷蔵庫に入れたので、また明日、アレコレ足して調整しようと思う。もう少し塩を足してみて、ケチャップとバターもいいかもしれない、とにかくコクってやつを出現させなければ。

 来年、一度ぐらいはきちんと計量して料理をすべきかと考える。いや、やっぱり面倒だからやらない。トライ&エラーで得られた知見の一本鎗で、戦場を駆け抜けようと思う。