かなスの巣

後腐れのない日記帳

AKIRAを見た 早速叶う

 さてお風呂に行く前にテレビを消しましょうかね、と思いつつ、つい番組表を確認する。普段テレビがない生活をしていると、ここぞとばかりに見たくなってしまう。

さんをつけろよデコ助野郎!

 実は長年AKIRAを見たいと思っていた。だが本著は電子書籍化されておらず、アニメも見るのが億劫で、「まぁいずれタイミングがあれば…」と思っていた。

 ら、思いもよらず、このタイミングで、Eテレで『AKIRA』をやっているじゃないか。まだ開始から1分も経っていない、間に合う。

 正直さっさとお風呂に入りたいし、それよりトイレにも行きたい。でも、今はこの『AKIRA』を見るべきだ。これも何かの縁、ということにして、冷めていくお湯と我慢比べを強いる膀胱には申し訳ないが、冷蔵庫からビールを取り出して座った。

 以前、YouTubeか何かで、「自分自身への問いかけを忘れていても、脳は考え続けている」と聞いたことがある。

 えーっと、あれあれ、なんだっけ、あの歌手、髪が短くてサ・・・名前が出てこない。こんな風に「なんだっけ」と考えて、結局思い出せなくて諦めてスッカリ忘れていた頃に突如「〇〇さんだ!」と思い出すこと、たまにあるだろう。

 これは脳が無意識化でずっと「なんだっけ」と検索エンジンを働かせ続けてくれているおかげである。所謂潜在意識・顕在意識と言うやつ。

 つまり、自分で問題解決に取り組むために考えていたことすら忘れていたとしても、脳は常にアンテナを張り、情報収集に努めているのだ。果報は寝て待て、ヒーローは遅れてやってくる。言い得て妙である。

 

 多分去年の10月?頃に「『さんをつけろよデコ助野郎』の元ネタが見たい」と思ったことがはじまりだった。オタクだから、元ネタを履修せずにネタを振りかざすのは憚られる。

 時間とか金銭的な余裕から一度はあきらめていたけれど、なんかしらんけど、このタイミングでちょうどよく見せてくれた。それだけで充分である。

 まさかこの、破裂しそうな膀胱と、冷め行くお風呂が天秤にかけられた状態でとは思わなかったが。チャンスの神様の前髪は薄い理論だ。

 

 AKIRA本作について、原作読みてぇ~~!!!と思った。イラストタッチが好きだし、言葉のチョイスが面白い。攻殻機動隊みたいな、面白いけどマニアックすぎてワケワカランと言うこともなく、いろいろとちょうどいい深さで好み。

 ざっくりとしたあらすじは知っていて、世界観があまりにもSFすぎるからどうかな~と懸念していた。一度見ただけでテーマがくみ取れるものなのか?とも思っていたけれど、意外とすんなり入ってくる内容だったから驚いた。

 最後の結末の台詞だけ意味を調べたけれど、理解するとなるほど怖い。えっこんな漫画をヤンマガで連載していた時代があるんですか。

 考察を見るとだいぶ原作漫画とストーリーが変わっているみたいなので、これは原作を読むしかない。

 2026年一発目の映画はAKIRAでした。いやぁよかった。