「雨の降りはじめの香り」の香水がある?梅雨前にハイセンスな言葉を覚えておこう!

こんにちは。とらちゃんです
雨って憂鬱ですよね
GWが終わり、祝日のない憂鬱な6月がやってきますね。
その憂鬱さに追い打ちをかけるようにやってくるのが梅雨。今年も6月中旬から突入する予定ですが、梅雨明けは全国的に平年並か早くなる見込みらしい。
とは言えジメジメ湿っぽくて体はベタベタするし、洗濯物は乾かないし、予定は立てにくいし・・・な~~んか気持ちまで落ち込んできちゃいますよね。
そこで今日は梅雨時期にふさわしい、「雨に関する言葉」をご紹介しますよ。
雨と日本の風情
傘とお国柄
雨の時に使う傘と言えば、「傘を使うのは日本人だけだ」みたいな話を聞きますよね。
これは日本の気候が関係していて、たとえばイギリスだと年間降水日数は多いけれど、10〜20分程度の通り雨が多く、わざわざ傘を差すほどでもないらしいとのこと。
またバルト三国のラトビアや北欧のスウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどは、小雨や霧雨のときは風が強くなることが多いため、傘が役に立たないという事情もあるとか。
雨の質も異なり、ドイツなど霧雨が多い場所では日本のような土砂降りが少ないため、傘を持ち歩く文化がないのも納得できますね。
日本は世界平均の約2倍という高い年間降水量(約1,700〜1,800mm)があるため、四季それぞれに雨にまつわる気象現象があります。
梅雨や秋雨、台風による集中豪雨、太平洋側は多雨、日本海側は冬の雪。
家を出る前に「今日は雨が降るから傘を持って行かないと」と言うのは、世界的に見ても稀なことであることがわかります。
夏の雨と季語
梅雨時期は気温が高い中でシトシトと降る雨が全国の主流。
「梅雨」が俳句の夏の季語の筆頭であるのも特徴です。
夏の雨に関する季語の特徴として、「激しい」「恵み」「梅雨」を表すものが多いとされています。
梅雨(つゆ):この時期の雨全般
五月雨(さみだれ):旧暦5月の長雨(梅雨)
夕立(ゆうだち):夏の午後に降る急な雨
青時雨(あおしぐれ):青葉から滴り落ちる雨や、初夏の通り雨
慈雨(じう):日照りに降る恵みの雨
白雨(はくう):夕立のように白く煙るにわか雨
雨に打たれる側としては「どんな雨も同じ」と思いがちですが、実は時間帯や降り方によって様々な言い回しがあります。
昔の人も雨の降り方を見て「そろそろ夏がくるなぁ」と思いを馳せていたのかもしれませんね。
雨が降るときの匂い
雨の降る前、もしくは雨の降り始め、雨上がりに特殊な匂いを感じたことはありませんか?
全然分からない!人もいるため個人差がありますが、この匂いにはちゃんと理由があるんです。
雨の降りはじめの匂い
これは「ペトリコール(Petrichor)」と言う名前があります。
乾燥した地面に雨が降った時に発生する、特有の心地よい「土の匂い」のことを指し、古代ギリシャ語で「石のエッセンス」と言う意味があります。
雨の降り始めに土壌中の微生物や植物由来の成分が空気中に舞うことで感じられるもので、土や草の深い香りは自然の匂いに安心感を覚える人間にとって、精神的なリラックス効果をもたらします。
そのため、雨の降りはじめ(ペトリコール)をイメージした香水があるんです!
雨上がりの匂い
同じように、雨上がりの匂いには「ゲオスミン(Geosmin) 」と呼ばれています。
雨が地面に落ちた際、土中の微生物が作り出したゲオスミンが空気中に舞い上がり、雨上がりの特徴的な匂いとして感じられます。
ギリシャ語で「大地の匂い」と呼ばれるほど低い濃度でも人間が感じ取れるもので、「土のような」「カビのような」匂いとされています。
ペトリコールと同じく適量であればリラックス効果があるため、雨上がりをイメージした香水があります。
梅雨の楽しみ方は無限大
とは言え梅雨って「いい香り!」だけで乗り切れるものではありませんよね。
憂鬱な気分を吹き飛ばす!・・・ことはありませんが、「そういえば」と思い出す、会話のネタにちょっと使える言葉、ぜひ使ってみてください。

