バスに揺られてどんぶらこ
久々にバスに乗った。電車でも自転車でも行ける距離だけど、他の予定との兼ね合いでバスにした。一年ぶりくらいかもしれない。
バスは揺れるよどこまでも
バス、なんで使わないかって、23歳で都会に出てくるまで馴染みがなかったからである。田舎のバスは1時間に1本以下がザラだから、あてにしてはいけない。それなら最寄りの電車の駅からテクテク歩いたほうが早かったりするから、そもそもの選択肢に入ってこなかった。そういえば東京でもあまり乗っていなかったから、結構(と言っても半年に一回ぐらい)乗るようになったのは大阪に来てからだ。
目的地まで30分程度、暇だなぁと思っていたがこれが案外楽しい。前から後ろに流れていく景色が楽しくて、スマホを鞄にしまってぼんやり外を眺める。気になっていたお店がここにあるんだな、とか、あの地名はここら辺か、とか、この通りを曲がるとここに出るのか、とか。間違っても翌日まで残っているような内容ではないのだけれど、過ぎ行く景色を眺めているだけでも気分転換になって面白い。これが今から会社とか仕事とかだともっと陰鬱とした気分なのだろうけれど、天気の良い平日11時のドライブは大変心地が良かった。

用事を済ませて再度バス停の時間を確認すると、2分後に発車予定がある。うーん、信号もあるし、走るのも嫌だからたまには歩いて帰るとしましょう。12時前とはいえ日傘を差していれば吹き抜ける風は涼やかで、うっすらとお盆が過ぎたことを思い出させる。湿度もなく比較的快適だったから、歩いて正解だったかもしれない。
が、その時私は空腹に睡眠不足という熱中症になりやすいヤバい要素を2つも抱えていた。ふくらはぎが張る感じがあるのはただの運動不足のような気がするが、買っておいた水をちびちび飲みながら15分くらい歩いた。家に帰れば経口補水液があるが、念のためドラッグストアでアクエリアスを買った。久々に飲んだがあっまい~~~~。横断歩道の信号待ちでグビグビ飲んでいたら、反対側で待っている人が2Lはありそうなデカ水筒で水をゴックゴックと飲んでいた。いいね、飲もう飲もう。水分は飲まないより飲んだ方がいいんだから。運動するしないは関係なしに、この時期は塩分補給用の飴やタブレットを持ち歩くべきだと痛感。これだけ世間が熱中症に騒いでいるのにいつまでも他人事ではいけない。
さて、また別件で数日後に同じ場所に行かねばならないのだけれど、運動がてら歩くか利便性でバスに乗るか悩ましく思っている。歩けないことはないし、むしろ散歩にはちょうどいいコース。ただいかんせん当日の気温次第というところだろうか。
バスと同じく、久々に日傘を使ってこれもまた感動した。今まで日傘は絶対に手放せない3本目の腕ぐらいに思っていたが、自転車移動がメインになってからは帽子でしのいでいた。久々に使うとやっぱり暑さが全然違う。街中でも老若男女問わず使っていたから、体裁なんてさておいて使わない手はない。
お気に入りの白い日傘を使いたい気持ちと、バスの非日常感を楽しみたい気分。間を取って自転車になりそうな予感がしている。
