【8.16 日記】この家はライターの1つもない浅はかな箱

おはよう。日記の時間だよ
物理的火気がない家
線香に火がつけられないんだよ。

事の経緯を順を追って話そう。
世間はお盆であった。
とはいえ各地で人々を脅かす災害、エアコンが不要なほどの異様な冷夏、終戦記念日、2026年8月12日に世界から重力が消えるという都市伝説・・・
(コヤッキーさんが言うんだからそうだろうなと信じていた)
誰にとっても気の休まらない夏となっているが、お盆と言えばご先祖様や故人ら、この世から命を全うした魂たちが返ってくる大事な期間である。
ただ私も例に漏れなく、個人的に仕事に関していろいろと動いていて、その勉強やら準備やらなんやらで「気がついたらお盆だった」という状態。
私にも大切なご先祖様が多くいる。実家に帰省した折には両親の実家それぞれの仏壇・お墓に手を合わせるが、お盆はまたそれはそれで大事なものなのだ。
そうかお盆だ、とふと気がついて、それなら線香でも焚いて手を合わせようと思ったのが冒頭である。

私は広島東洋カープファンであるが、名古屋のお土産に買ってきてもらったドアラ。ドアラに罪はないもんね。むしろいつもスラィリーをいじってくれてありがとう。
ちなみに「ドラゴンズブルーの香り」とあるが、普通の一般的なお線香とさほど変わりはない。
さて、それでは火をつけて手を合わせよう。着火には手っ取り早くライターがいい。
だが私はタバコを吸わない。実家では父と叔父が愛煙家だったためそこかしこにライターがあったものだが、家でライターを使うとなると、お香を焚くときぐらいのものである。
オール電化でキッチンはIHだし、カセットコンロも持っていない。普段から直火を使うことがないとは言え、一人暮らしにライターの一つぐらいは置いておくべきだろう。と思って、引き出しに一ついれておいたはず・・・
なのに、ない。
引き出しに入れたはずのライターが、ない。
あっヤバい、今ウチには直火がない。
今ウチで火を生まれさせるには、コンセントにシャーペンの芯を突っ込むか、モバイルバッテリーなどを超高温にして爆発させるしかない。
(※絶対にマネしないでね)
そう考えると、これって改めてなんかすごいことじゃないか。
今、ウチには、メラメラと燃える火種がない。
危険物取扱者の勉強で真っ先に習う燃焼の三要素、「可燃物」「酸素供給源」「点火源」の内、明確な「点火源」がない状態。つまり燃焼しない状態になっている。
私はめちゃくちゃにビビりだし、強迫性障害なところがあるから「火事になったらどうしよう」とコンセント周辺には気をつけているが、まさか点火源そのものを排除しているだなんて。なんてパワープレイだ。
そう思うと急に不安になってきた。
なんだろう、世界の大発見とされる文明の利器がないって、漠然とした不安がある。
じゃあ今目の前にライターが置いてあったらホッと安心できるのか、ってことでもないけど、「今の私では(簡単に)火を起こせない」っていう事実に気がついたときに不思議な感情だった。
まぁどうせ今後も使うだろうし、高い物でもないからコンビニで買えばいいだけなんだけどね。
そんなワケで、ライターを買うのを忘れ続けて早二日が経過した。
じいちゃん、ばあちゃんらごめんな、あの、偲ぶ気持ちはあるんだけどサ、なんか・・・ごめん・・・。
これくらいのことで怒るじじばばらではないが、今日こそちゃんと買ってこようと思う。それか、喫煙者から余っているのをもらおう。
でもせっかくなら、繰り返し使える電子ライターがいいかな~。家に発火性のあるオイル置くのがいやで、前のライターを処分したんだと思う。電子ライターなら充電するだけみたいだし、いいんじゃない??
・・・と考えて、電子ライターを買っても結局「直火がない」問題は解決しない。
プラズマ放電で着火だから、理屈的にはコンセントにシャーペン芯とさほど変わらないじゃないか。安全かつ簡単にできる点はとてもいいけど、なんか、大事な本質を得てないな・・・ふふ・・・
四の五の言わずにライターを用意します。はい。


