【5.28 日記】スーパーは「推し活」に似ている

おはよう。日記の時間だよ
生鮮食品の相場価格があやしい。
一人暮らしを始めて10年強、自炊をしたりしなかったり。
キッチンに立つことはなくても週に一度はスーパーに立ち寄って、コーヒー豆やら牛乳やら、コンビニだと倍額するプリンなんかを買ったり。
料理する意欲があるなし関係なく、適度にスーパーに通うのは精神的にイイと思う。
ガチャガチャの空調の中、あちらこちらからいろんな音が聞こえてくる煩雑な空間をフラフラするだけで頭がいっぱいになってしまうこともあるが、風呂と同じで「スーパーに行くんじゃなかった」と思ったことは一度もない。
高齢者が病院の待合室で「最近あの人見ないねえ」と心配しあう文化のような、食生活のなべてであるスーパーには何かしらのチカラがあるように思う。

ありがたいことに今の住まいから近くに2軒、もう少し足を伸ばせば業務用スーパーや商店街がある。
最近は近場のスーパーかドラッグストアで食用品を買うことが多いのだけれど、今日は久々に遠く(当社比)の店舗に行ってきた。
価格のポップは情弱にはやさしくない仕組みであることに気が付いたのは『きのう何食べた?』のシロさんのおかげだ。
何が「激安」だよ
ごんべんのつゆの素の底値は299円じゃねーか 騙されねーぞオレは
スーパーでこんなことをひとりごちている男と結婚したいか・一緒に住みたいかはさておき、このシロさんの洞察力にはなるほどと感心した。
もちろんシロさんとて、無駄に199円支払うような人間は願い下げであるとは思うが。
真っ赤な丸文字フォントで『大特価!』と大きく打ってあっても、実際に何がどう大特価なのかは不明瞭である。
普段よく買う肉類、野菜、日配品であればなんとなく「あの店なら98円だった!」とか「100g128円なら高い!」とか、なんとなくはわかる。
でも普段買うことの少ない魚は、とんと見当がつかない。
イワシが1尾100円が高いのか、安いのか。
お恥ずかしながらイマイチピンとこない。もちろん鮮度やサイズにもよるんだろうけれど、魚で「おっ安い!買っておこう!」と思ったことはあまりない。
物価高にかこつけて文句を言っているだけだけなのだけれど、これは日々の値段変動を確認していないと見抜けないと思う。
その昔、スーパーで秋刀魚が1尾98円だったことを考えると、今の2尾300円にはとても手が出ない。
こればっかりは旬や海洋状況によるから何とも言えないが、いつまでも「あの時だったらいくらだったのに・・・」とめそめそしても埒が明かない。
えぇい!ままよ!とカゴに突っ込み、数日後に「あの時買ってよかった!」と思うか、はたまた「あれ高い時だったか~!!」と唇を嚙みしめるか。
何にしても一度自らの財布からお金を出さない限り値段は覚えにくいものである。
こまめに家計簿をつけるタチでもなし、とにかく体当たりで値段を肌で覚えるしかない。
こう考えると、スーパーって推し活に似ていると思う。
常に出演する番組、雑誌、グッズなどを追いかけ続けていないと、あっという間に新しい情報の波にのまれてしまう。
そして気が付いたら限定グッズを買い逃していて、ショックと悲しみに暮れる・・・みたいな。
毎日でもスーパーに通い、商品の底値・値段変動を日々確認、曜日ごとに強みが異なる傾向を見抜き、そしてその情報に応じて古今東西自転車を走らせる。
それをスーパーA、商店街のB屋、個人店C・・・とやっていれば大変な労力である。
そのうえで更に〇曜日はスーパーAがポイント2倍、B屋の〇は味がイマイチ、Cは品揃えが悪い・・・なんて情報が交錯してしまうともう訳が分からない。
1円を足で稼ぐとは、実のところ体力より情報力の方が重要なのかもしれない。
そんなことを考えながら、久々のスーパーをプラプラ。
ヨーグルトを買っておこうと思ったのだけれど、いつもの場所にない。
少し離れた場所に特設売り場ができているようだ。
・・・これは、安いのでは・・・?税込み150円。うーん、普段買うドラッグストアではいくらだったっけ・・・税抜き147円だったような・・・
えぇい!と2つ購入した。帰り道にドラッグストアで確認すると税込み170円だった!
やりぃ!!!20円の2つ、40円お得!!
毎回こんな賭けをせず、スマホのメモ帳にでも残しておけばいいのにと思うけれど、この臨場感が楽しい部分もある。
やはりスーパーは推し活だ。

