【6.4 日記】雨と紫陽花 ロケーションはお好みで

おはよう。日記の時間だよ
気が付いたら紫陽花シーズン
ついこの前までクレマチスだバラだと浮かれていたのに、アッという間に紫陽花が咲いている。
昔はもっと紫・青・ピンク!と単色だけだったような気がするのに、いつのまにか淡いパステルカラーやグラデーションが美しい品種がある。気が付いていないだけだったのか?

何がどう違うのかサッパリ分からないけれど、とにかく美しいから撮影する。
一つの株から複数の色が生まれているのってなんでだろうねぇ。不思議。
道端で季節の花を見つけると写真を撮るようにしている。
それが晴れた日だと気持ちがいいし、空気にまで透明感が光る中で自然の色を撮影するのは気分がいい(し、何より上手に撮影できる気がする)。

多分晴れ女に近い性分みたいだから撮影するのは概ね晴れ・とりわけ快晴の中のことが多いのは嬉しいことだけど、紫陽花は雨の日に撮影したくなる魅力がある。
晴れた日の緑の葉と淡い花(厳密にはガク)は梅雨入り前の最後の良心のような優しさを感じてエモい。
雨の日はまた別のエモさ、儚さみたいなものがあっていい。これは多分ハイドランジアなのかな。

紫陽花=雨の日=カタツムリ みたいな構図が幼少期から植え付けられているのかもしれない。
以前、化学工場内の研究所に勤めていた時、実験棟の脇に一畳分ぐらいの花壇があった。
元々土壌実験用になんとか、とは聞いたことがあるけれど、やたら元気にモリモリ育つセージや勝手に毎年花を咲かせる紫陽花など、肥料を与えていないにしては頑健すぎる植物たちを見て、まぁ何かしらの残留物はあるんだろうと思いながらちょこちょこ手入れをしていた。
紫陽花は剪定する時期と場所を間違えると翌年蕾をつけないことがある。
おっかなびっくりしながらバチバチ切っていたけれど、先輩から「もっと切って大丈夫!毎年絶対咲くから!!」と経験則にしては一抹の不安を感じる声援を受けて刈り込んだ。ら、やっぱり翌年もしっかり咲いた。
と思えば、各ご家庭のお庭事情を聞くと「旦那が勝手に刈り込んだから今年は蕾がつかない」と話をすることもある。奥さんの恨みが詰まった以上、紫陽花とて蕾をつけるのを躊躇ったことを邪推する。
植物を手前で管理しようとする以上、いつだって彼らの声を聴いて先人の教えに従わなければならない。
だからこそ一年の内短いシーズンにしか咲かない植物は愛おしいのだ。
などと言っているうちに台風が来たもんだから、だいぶ傷んでしまったのではないかな・・・
これもまた自然の摂理なり。ぽつぽつ咲き始めているクチナシも雨あがりの方が香るし、悪いことばかりではないのだけれど、人間はもう湿気で大ダメージなのよ。

