日記

丸亀製麺賛歌 だからすき もっとすき

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 漫画「孤独のグルメ」主人公・井之頭五郎が言った。

 『モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ』

 たったこれだけの言葉の重み、これこそが、ただおじさんが食事しているだけの漫画・ドラマが大ヒットする理由だろう。

 そうして私はこの言葉を、丸亀製麵で毎回思い出す。

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自由で美しくおいしいってすごない??

 お察しの通り、丸亀製麵が大好きすぎる。だが元々うどんが大好き!というわけではない。「丸亀製麵」の「うどん」が好きなのだ。家の近所にできようもんなら、間違いなく週4で通う。バイトさんたちに「天かすネギだくネキ」とあだ名を付けられても、行く。「天かすネギだくネキ、今日は野菜のかきあげじゃなくてかしわ天だったね」と休み時間の雑談ネタにされるまで、行く。

 丸亀製麵の素晴らしいところは、味・値段・はもちろんのこと、オープンキッチンの美しさにも感じている。

 入店すれば、まずお出迎えするのはもうもうと湯気が立ち上る茹で釜。その前でせわしなく釜をかきまぜ、冷やし、次の麺の用意をし、客の注文をさばいていく。あそこに立っている人は何人分のお給料をもらっているのだろうか。

 今日行ってきたところはオフィスビル内の店舗だったので、12時すぎのランチ時、ワイシャツ姿のサラリーマンたちが吸い込まれるように店の前に並ぶ。おいおい、こんなに並んで全員座れるのかい、なんて不躾な不安はもちろん杞憂で、するすると列は進みあっというまにお会計まで進む。

 うどんのお守をする人とトッピングをする人、二人声を掛けあうこともなく、お互いほぼ無言で作業を進めているのに、どこかで指令が出されているのかと思うほどぴったりと息の合った無駄のない動き。長年の積み重ねにより得られた信頼なのだろうと思うと胸が熱くなる。お互いが自分の作業をしながら次の客の注文を聞き逃していないということなんだろうが、視野と注意力の範囲が広すぎる。うどんには集中力が上る効果があるのだろうか。

 私は飲食店で働いたことがないから、こういうスピード感あふれる協力プレイに毎度感動する。整頓された環境に徹底されたマニュアルと教育、本当にすごい。同じ理由で、目の前で調理される鉄板焼き屋も好きなのだけれど、うどんという古来からのファストフードはやはり違う。

 揚げ物を担当されていたお姉さんも、常にあちらこちらに注意を払いながらかき揚げを揚げていた。店頭の在庫から冷蔵庫の中から他スタッフの動きから、もうどこ見て何感じてんの????とインタビューしたい。しごできってこういうことだろうなと思う。こんなことを考えているから、私はいつまでたっても仕事ができない。

 こうなってくると最後の砦、レジのお姉さんも、もちろんすごい。お財布から小銭を取り出している間、くるりと持ち場を離れたかと思えば背面の食器返却口を片付けている。すごいなぁと思っていたら、次の客のクレジットカードの決済待ちの数秒で、1メートル先の薬味を補充している。マルチタスクってもんじゃねぇぞ。すべての店員さんに、適切なお給料が支払われていることを願ってやまない。

 システマチックな仕事は無駄がなく効率的だが、実行するのが人間である以上、どうしてもエラーは発生する。エラーをいかに減らすかが効率化につながるわけだが、それ以上に、人は人らしい動きに感動するのかもしれない。プログラミングのif文(~ならば~~するという条件分岐)ではカバーしきれない、美しく適切な臨機応変さ。なんとも素晴らしい。

 

 丸亀製麵ではいつも、とろ玉うどん(並)にアホみたいな量の天かすとネギをトッピングする。それが許されるから、私は丸亀製麵に無限の自由を感じる。

knemam.com

 丸亀製麵みたいな回転重視のお店でスマホをいじいじするのはいただけない。レシートのQRコードを読み取ったら、後はひたすらSUSURUゥ!!。前後左右からズルズルッと勢いの良い音が聞こえたら、こちらも負けじとすすっていく。はぁおいしい。

 この場ではスーツのお兄さんも、お姉さんも、ロリータな服のお姉さんも、私みたいなガチファンも、皆等しく優劣なく、平等でいられる。そうして冒頭のように井之頭五郎の気持ちになる。

 いい食事は心を豊かにし、人をちょっとだけポエマーにする。次に来れるのはおそらく二週間後、それまで楽しみに待っていよう。

 

 

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