無印良品で目的のもの以外を購入せずにいられるのか(いや、無理だ)
無理でした。
なんか買っちゃうよね~~
筋金入りの出不精ゆえに、外出時にはアレもコレもと欲張るケがある。それで荷物が重くなって余計に疲れて、次回の外出がさらに億劫になる悪循環なのだけれども、それをわかっていながら「一度にこなすタスク量」がその日の満足度に比例することがうれしくて何度でもやらかしてしまう。
久々に梅田に出向く用事があったのでついでに無印良品に寄ってきた。SNSを見ればいつだって『無印できれいに整う!』『無印良品コスパ神商品ベスト3』みたいな、親を創造されたくらいに崇め奉る投稿ばかりだ。そしたらどんなもんですかね、とふらりと足が向いてしまうのは仕方がない。
無印良品の魅力はすべてが「洗練」されていることにあると思う。過度な装飾がなく、多くの価値を付与せず、リーズナブルなお値段での提供。「映え」が流行をこしらえている中であえてシンプルな機能美を追究する。なんとも日本らしい奥ゆかしさがある。
逆に言えば「アレにもコレにも使えて便利!」ということはなく、一見「こんなもの100円均一で買えばいいじゃないか」という商品も多い。だがそれも逆に使い手の創造次第でどんな用途にも化ける可能性があり、シンプルは何よりも強くてしなやかであることを痛感させられる。
一人暮らしをするまでは無印良品なんてバウムクーヘンの店だと思っていた。文房具はもっと機能性のあるものが他にたくさんあるし、服だってユニクロで購入すれば同じようなTシャツでも半額以下のものがある。
だが自分で「暮らし」を整えていくようになると、それらは見た目や機能性、耐久性、手軽さ、価格、そのすべてが生活にちょうど良く調整されていることに気が付く。なんともよくできている。
そんなわけで今回は片面クリアケースだけを購入する予定だったが、思ったよりレシートが長くなってしまった。パスタソースなんて本当に購入するつもりがなかった。パッケージがおいしそうだし、その上の棚にはソースに合うパスタが置いてあるものだから、ついつい手が伸びる。しかもパスタは200g入りでソースは一袋あたりパスタ100gが目安とある。それならソースは二袋購入しておくべきだろう。
それにこれからの時期はあたたかいお茶が飲みたくなるから、大好きな黒豆茶も先に購入しておきたい。本当はコーン茶の大容量パックを購入しようとしていたが、あまりにも浮かれすぎていたので今回はご遠慮いただいた。
無印良品のさらにいいところ、衣・食・住のすべてが1店舗でまかなえてしまうところ。逆にすべてが揃っているから、目に映るものすべてが「必要そう」と思ってしまう。そして100円均一だとパッケージが華美でガチャガチャとしているから見ているだけでも疲れてしまうが、無印良品はすべてが静かに整っている。あの謎の音楽とお香により多分リラクゼーション効果もある。財布にはよろしくない店だ。
そしてこれだけ購入したにも関わらず、家に帰った途端に入浴剤も購入しようとしていたことを思い出す。こういうものは交通機関に乗車した瞬間とか、取り返しのつかない時にしかひらめかない。
来週も別件で出かける用事があるので、今度こそターゲットのみを狙撃したいものである。
