かなスの巣

後腐れのない日記帳

爪を研ぐ/遊ぶのも疲れる

 セルフネイルを初めて数か月が経過した。約二週間に一度ぐらいの趣味と言えるわけでもない時間。

ネイルは心に良い

 派手なネイルをしている女性に「ソレ男受け悪いよ」みたいなことを言う人がいるが、まずは論点が違うことを指摘したい。女性のネイルは基本的に「自分受け」がベースにある。「キミのネイル素敵だね、付き合ってくれ」なんてことはあまりない。ネイルなんて身だしなみではなくオシャレなのでその自由性は個々に委ねられているし、何よりお金も時間もかかる。素人なので資材を安くそろえてもシンプルなデザインで甘皮処理~完成まで二時間ぐらいかかるし、サロンでしてもらえば6,000~10,000円ぐらいかかる。男受けを狙うには少々コスパが悪いように思うがどうだろう。

 長くパーツが多くついた爪だと「それで料理できるの?」、短く何もしていない爪では「もっとオシャレしなよ」。職業柄ネイルができないこともあるし、逆にした方がいいこともある。料理だって今は保護用の手袋が市販されている時代。頼みもしていないのに勝手に伸びる爪、どうせ切るのだからそれまで楽しみたいってワケなんだから放っておいてほしいものだ。

 以前はマニキュア派だったが、一度サロンでジェルネイルをしてもらってから、そのうるちゅるの輝きと爪の保護力に感動して以来ジェルネイルをしている。一度ひどいサロンに当たってからはセルフ派になったけれど。これは本当にショックだったので見てほしい。

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 見よう見まねでコチョコチョ遊んでいるくらいだけど、これがまた楽しい。剥がれるタイプのベースを使っているので2週間持たないくらいだけど、その分飽きずに変えることができるのもいい。

 指先がキラキラしているとそれだけでテンションが上がる。何より私は小さくてぷくぷくとした赤ちゃんのような手と指がコンプレックスなので、爪をきれいにしてごまかそうという算段もある。コンプレックスはそれを上回るテン上げアイテムで補うのが一番手っ取り早いのだ。
 
 ここ二日連続で夜遊びをしている。フットワークが重い私にしてはめちゃくちゃ珍しいことで、当然寝て起きても体は重だるいし、まったくすっきりしない。先日ホームセンターで買って、えっちらおっちらと担いで帰ったヨガマットでストレッチみたいなことをそれっぽくしてみる。こういうのは結果が大事なのではない、それをしたという事実を得ることが心の安寧に繋がるのだ。
 大阪は今日が天神祭の花火が上る。友人は浴衣を着て行くらしいが人ごみを考えるだけで具合が悪くなるが、季節の風物詩には触れておきたい気持ちもある。しかしさすがに今日は家でダラダラとしていたい気持ちもある。遊ぶのも疲れるんだなぁと噛みしめながら、まだベッドの上から起き上がれないでいる。