最近、ふと思いついたことをちゃんと拾うことにしている。先日は「アイネクライネナハトムジークってなんやねん」、昨日は「韻波句徒って誰の歌?」。
原曲 聞いたことなかったね
韻波句徒とはCHEHONさんが2008年にリリースした曲。ジャンルはレゲエ。2008年と言えばちょうど反抗期真っ只中、反骨からビジュアル系バンドに耽溺していた頃だから知らなくても無理はない。
カラオケでちょいちょい聞いてはいたのだけれど、どうやら同世代にハマる曲らしい。そもそもラップ・フリースタイルにあまりいい印象がないものだから、「yo俺ら最強」みたいな、強がることがカッコいい!文化には寄り付かなかった。(偏見なんだけれども)
この曲はCHEHONさんが初めてレゲエに触れた時の感動を歌っているらしい。人が感動に触れた瞬間を切り取ったものだと知った時、「ガチャガチャして韻を踏んでいるだけの音楽」という浅はかな印象が恥ずかしくなる。アナリーゼ(楽曲分析)と言えるほど大したものではないが、すべての音楽にはリスペクトを持つべきだ。
さて、音楽に対してとんと興味がない私。だからこそふと思った「この曲ってナニ?」は大事にしようと思っていて、ありがたいこのご時世、YouTubeや音楽配信サブスクでいくらでも聞くことができる。
昔といっても約20年前はCDウォークマンやiPodが主流で、CDをレンタルしてダウンロードして…と何とも手間があったものだ。だからこそ初めて買ったCDは覚えている。
私はモーニング娘。の「ベスト!モーニング娘。」。忘れられないパッケージ。最高~~~!!
これをCDウォークマンがキュルキュル鳴るまで聞いたもんだ。小学生ながら「サマーナイトタウン」「抱いてHOLD ON ME!」のちょっとエッチぃアダルトな雰囲気にドキドキしたのを覚えている。
モー娘。のLoveマシーンの衝撃から26年、相も変わらずその辺のモー娘。が好きだ。初めて芸能人を意識した楽曲で、初めて小学校の休憩時間に友達と踊った曲。振り付けはだいぶ忘れてしまったけれど、私的音楽のインパクトは、やっぱりモー娘。だ。
今日は出先でずっと韻波句徒を聞いていた。歌詞通り中毒性がある。なによりめちゃくちゃカッコいい…!
彼氏がこれをカラオケで歌ったらちょっとやめろと言ってしまうかもしれないが、お酒の場面で大人数で「イナズマ~ぁ~」とノる意味が分かった気がする。
今日もまた新たな知見を得られてよかった。流行りものは時代を関係なく摂取していくべきだ。…と、毎回思っているはずなのに、すっかり疎かになっている。衝撃のインパクトは常にアップデートしていくべきだ。
