【6.13 日記】お庭仕事と生活を垣間見る

おはよう。日記の時間だよ
ガーデニングって素敵よね
植物は好きだけど、一番テンションが上がるのは各ご家庭のお庭を見ることかもしれない。
温室でしっかり管理されたラン、ン十万円する盆栽、特別にこしらえたバラのガーデンテラス、それらもどれも美しくて素晴らしいけれど、それより私は隣人の玄関先を見る方が楽しい。
もちろん「どれどれ失礼しますよっ」とズカズカ上がることはしないし、勝手に写真を撮影することもしない。ただ散歩しながら、自転車で通り過ぎながら、「この家はこんな感じなんだ~」と思う。だけ。
多分NHKで見ていた『猫のしっぽ カエルの手』のベニシアさんの影響が強くて、イングリッシュガーデンが好きなことが大きいんじゃないかと思う。
イングリッシュガーデンとはその定義が難しいのだけれど、たくさんの緑が生い茂る自然との調和を大事にする庭、と思ってもらえたらいいと思う。
枯れているものと盛りのもの、芽吹いたばかりのものと翌年に備えて葉っぱを増やすもの、一見ごちゃごちゃに見えるけれど鬱陶しさや煩雑さはなくて、むしろ自然のあるべき姿のように佇む様子が好き。
植物公園のように「ここからここがチューリップ!」「ここはヒマワリのエリア!」「ここはシーズンオフのバラエリアだから閉鎖中!」と明確に区切られることがないから、クレマチスとバラのつたが絡み合って圧巻の姿を見せてくれたりする。
自然にドライフラワーになることも楽しんで、葉が落ちた後も「ここには何があるんだろう」と幹から想像したりして、とにかく見どころが多いのも好きなポイント。シーズン関係なくいつ訪れても楽しみ方が無限にあるのが素晴らしい。
とは言え狭い日本、そんなに急いでどこに行く。こんなご立派なイングリッシュガーデンを個人で管理するのは本当に難しく、プランターや一坪園芸が一番手軽で楽しめる。
となるとシンボルツリーには何か意味があるのかな、とか、株分けして上手に増やしているなとか、仕立てがキレイだな、とか、そういうことを見させてもらう。
私は見るのは好きだけど育てるのはめっぽう下手くそだから、通りすがりに「素敵ねぇ」と心でエールを送ることしかできないけれど、やっぱり花は心を豊かにするなぁなどと感傷にも浸れていい。
そろそろブーゲンビリアが庭先にでるかなぁ、ここは日当たりがいいからかよく咲くなぁとか、そういうことばかり考えながらプラプラする。悩みがなくていいことだ。

そんな感じでうかうかプラプラしていたら、今年もムクゲが健やかに伸び始めている。
近所のマンションの脇に雑においてあって、冬前にあられもない程バッサリ刈りこまれてしまうのだけど、今年もニョキニョキ元気で嬉しい。夏はこういう背が高くて次々花をつけるものが多くていいよね。
このムクゲ、多分だれも肥料はおろか水も与えていないと思うけれど、健気なほど健やか。そういう頑健な植物を植えたと思われるけれど、目論見通りと思われる。
こういう「本当に計算されているのか、偶然うまく育っているのか」を見極めるのもお庭見学散歩の醍醐味のひとつである。
