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日記

【7.18 日記】ちょっとだけアイスが食べたいんだ、

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とらちゃん
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おはよう。日記の時間だよ

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アイス、ちょっとだけタベタイ

物事には適量というものがある。

その容量は年を重ねることで増減し、体調や状況によっても振れ幅があるから一概にビタッと定量を決めることはできないけれど、「これくらいがいいな」って気持ちはぼんやりでもわかるものだ。

若い頃は焼き肉と言えば食べ放題!時間ギリギリまで食べてやるぜ!とか思っていたのに、今では「ちょっといいお肉をちょっとだけでいい」。逆に野菜はいくらでも食べられるようになったし、あったかいお茶のありがたみもわかる。

幼少期に感じていた疑問が一つずつ紐解かれている感じ、ゆっくりと「人生」を噛みしめている。

その中で、やっとコーヒーフロートの存在意義がわかってきた。

そもそも私は大きく味の異なるものを同時に食べることがあまり好きではない。甘いパンケーキとしょっぱいベーコン、酢豚のパイナップル、お弁当の端っこで隣接したハンバーグのソースがついたオレンジ・・・

味の差が大きいほど嫌悪感がある。パンケーキにアイスとか甘い×甘いなら問題ないが、甘い×塩っぱいとか、辛い×酸っぱいとか・・・相反する味でシナジー効果を得るというのにどうも抵抗がある。食べてみれば美味しいことはわかっているんだけど、最初の一口がなかなか進まない。

ハイカラなコーヒーフロートもそのうちの一つで、せっかくの苦いコーヒーに甘いアイスを乗せたら意味ないやん!というのが持論。アフォガードはそういうデザートだけど、コーヒーフロートはコーヒーじゃん!なんでそんなアイス乗っけちゃうの!っていうかもっといっぱいアイス食べたくない!?

・・・と思っているのだが、母親が好きで喫茶店でよく注文している。メロンクリームソーダの時もあるが、とにかく飲み物の上にアイスが乗っかったものを好む。「このアイスがいい」と言うが、それなら別でアイスを注文するか、別皿でもらうかすればいいのでは・・・?と解せない。

人様の注文にアレコレ言うのは無粋だから言わないけど。面白い食べ物があるもんだ、とはじめて黒船を見た時と同じような感想を抱き続けていた。

が、年を重ねることで意味が理解できる物もある。

コーヒーフロートというものは「コーヒーを飲みたいけどちょっとだけのアイスが食べたい」時に、適役なのだ。

これはピーチミルクティーのラッシーフロート

チャチャッとアイスを食べてしまえば液体と味が混ざるところもさほど気にならないし、むしろガムシロップを入れるよりマイルドで優しい甘さになる。ホイップクリームとはまた違う軽い甘さ、小さいスプーンでパクパク食べるだけの量、全部がちょうどいい。

多分これ以上アイスを食べると寒さに震えるだろうし、ソフトクリームではなくアイスクリームなところがオツだねぇ。居酒屋の最後に注文したアイスみたいに「少ねぇ~!」とは思うけど、ビールで膨れた腹には案外ちょうどよかったりする。それに近い。

確かに「アイス食べたいな~」と思っても、それがエッセルスーパーカップの量なのか、居酒屋のアイスの量なのか、出先で注文するときは見極めなければならない。家なら食べきれなくても冷凍庫にしまえるけど、せっかく注文したアイスクリームが跡形もなくどろりと溶けていく様を見るのはなんとも物悲しい。

そんなときに「ほんのちょっとだけでいい」となると、こういう添え物ぐらいでちょうどよかったりするんだなぁ。母の気持ちが少しだけわかった気がする。

「大人になると定食の小鉢がうれしくなる」なんて話をつい先日知人らとしたが、それは甘味でも言えるのだろう。

今となっては、「アイスコーヒーと別皿で少量のアイス」と「コーヒーフロート」がメニューに合ったら後者を選ぶ可能性がある。なんとな~く苦手だった物ちお近づきになれる瞬間、なんだか大人になれた気がしてとてもうれしい。

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とらはる
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