【7.13 日記】ノートに時代の流れを学ぶ「あのね帳」

おはよう。日記の時間だよ
進化しているノートたち
久々に勉強したいことがあって、ノートを買ってきた。
勉強にはルーズリーフを使うことが多いけれど罫線付きの物が欲しかったから、小学生向きの文房具コーナーに足を伸ばして探す。当たり前だけどノートっていっぱいあるよね。
こくご用、さんすう用、漢字練習用、れんらく帳、自由帳・・・こんなに種類があったんかいな、と思う程に量が多くて目が回る。○○用と言っても、マス目・行の数、十字リーダーの有無、メーカー、とにかくいろんな種類がブワッと並んでいて、なるほどこれなら「ノート買ってきてって頼んだのに全然違うの買ってきた」となり得るわけだ。学習内容にあわせてノートの種類も変わっていくなんて、今思えば当たり前だけど贅沢なことだ。
その中で見たことのないノートを見つけた。『あのねきいてね』のタイトルのノート。

中身は普通の漢字練習帳のようなマス目。漢字練習帳の真横に置いてあったけれど何やらタイトルが「イマドキ」だ。
帰ってから調べてみると『あのねきいてね』とは、主に小学校低学年向けの宿題として導入されている作文・日記帳(通称:あのね帳)らしい。
「先生、あのね」と話しかけるようにその日にあったことを書き、読んだ先生からお返事が返ってくるという。へぇ~。
なるほど、「にっき」より「先生に伝えたいことを書く」方が宿題のハードルは低くなりそうだし、「人に伝える」言葉選びと着眼点を育てる練習にもなりそうだ。
何十人分のお返事を書く先生の労力を考えると末恐ろしいことだが、日記・作文を書きたくなる取り組みとして、なるほど面白いノートである。
最初は親子のコミュニケーションとして使う物なのか?と思っていたが、イマドキの学校はこういう取り組みをしているのかぁ・・・元々「あのね帳」は関西中心らしいが、こういうローカルな学習ノートも知らないだけで多くあるんだろう。
私が小学校中学年?ぐらいの時に「総合的な学習の時間」がはじまり、「心のノート」なるものが配布された記憶がある。なんじゃこりゃ、と思いながらも勉強していた気がするが、子どもの学習の進化は今もなお続いているんだなぁ。
最近は小学生も英語を学ぶし、タブレットを使った授業やプログラミングの勉強なんかもするという。ひぇー!!学ぶ大変さを考えるより、教える先生の苦労を真っ先に考えてしまうあたり、私も大人になったなぁとしみじみ感じてしまった。
初対面のノートはそっと棚に戻し、お目当てのノートを抱えて帰路についた。
もし今後、アナログで日記を書こうと思ったときはあの「あのね帳」を使ってみても面白いかもしれないなぁ、などと考える。学びの足を止めているのはいつでも自分で、勉強道具は知らない間に刷新されているのだ。


