note を見に行く
日記

【読書感想文】口に関するアンケート【ネタバレなし鬼怖】

kns7-pink1
とらちゃん
とらちゃん

こんにちは。読書の時間だよ

スポンサーリンク

口に関するアンケート(背筋)

なんだか気になるサイズの冊子があったので、つい買ってしまった。

思っているよりも小さい。メモパッドぐらいのサイズで、とても本屋には似つかわしくない。
A6変型判(約115mm × 85mm、厚さ約6mm)、63ページと昨今の小説ではあまり目にしないサイズ。


マリリン・モンローを彷彿させる白い歯・真っ赤な唇・透き通った肌。
珍しく背表紙にあらすじが一言も書かれていない。なんじゃこりゃ。


オムニバスとかZINEでしか見ないし、ちょっと安いし、サクッと読めそうだからと買ってみた。

¥544 (2026/05/26 15:04時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon

「気になる」と思ったサイズに関して、オモコロのダ・ヴィンチ恐山氏と原宿氏が、何かの媒体で「小さいサイズの小説がある」みたいな話をしていた記憶があるから惹かれたのだと思う。
多分「ニュース!オモコロウォッチ!」とかなんだろうけれど、もう定かではないからそっとしておく。

先に断っておくが、

私はホラーがとっても苦手である。

特にジャパニーズホラーと言うべきか、しーん・・・とした後の悍ましい喧騒、静と動の寒暖差がおしっこちびりそうになるぐらい怖い。
後でよくよく考えると「アレってなんだったの?」も苦手。

勘の良い方・流行りものに明るい方なら既にお察しかもしれないが、著者の背筋氏は今をときめく『近畿地方のある場所について』の生みの親である。

¥1,287 (2026/05/26 15:10時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon

「近畿地方のとある場所」ってジオゲッサーかなんかでバズってんの??くらいにしか考えたことのない私はもちろんそんなことは知らず、これがホラー小説だと知らずにレジに向かったのであった・・・

結論から言うと、ちゃんと怖かったです。読んだのがお昼でよかった。

ゲームを知っているからと言う理由で何も考えずに映画「8番出口」を見た時ぐらい後悔した。

本気で怖くて泣いた
ホラー嫌いが映画「8番出口」を見てきたよ。(ネタバレなし)
ホラー嫌いが映画「8番出口」を見てきたよ。(ネタバレなし)

内容は、大学生5人の独白に始まり、最後はタイトルの通りアンケートで終わる。

1人の死にまつわることについてそれぞれが当時の状況を、何かに向かって語り掛けている。

たったこれだけのことなのに、ページを捲るごとに謎は深まり、ジトっとした不快感がまとわりつき、調合性を見出だすことに脳が拒否反応を示しだす。

ただ、最後の最後まで不思議と恐怖は感じない。

何かがおかしい。

誰かがウソをついているのか?ウソに紛れたトリックで、最後に誰かが高笑いをしながらタネ明かしされるに違いない。

でも誰かがウソをついているような気配はない。

許しを請うような素振りもない。

ただ、彼らは淡々と語る。

なぜ、杏は自死を遂げたのか??

「墓地の大木」に意味をつけたのは誰か?

怖いと言うか、ゾッとするの方が適切かもしれない。

洒落怖のようなスッキリとしない人間の闇がこの63ページにに凝縮されている。
15分くらいで読み終わったとは思えない不快感で今も胃が痛い。

口は禍の元。これは目先の話だけでなく、口頭伝承も同じである。

きっとこの夏は、蝉が怖いと思う。

¥544 (2026/05/26 15:04時点 | Amazon調べ)
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました