今職場で使っているリップ。
多分2月?ぐらいに開封し、気がついたら半分以上使っていた。
ヴィセ エッセンスリッププランパー PS001
私は普段からリップクリームを塗っていないとソワソワするリップクリームジャンキーである。マスクをしていないとき、リップが落ちていると激萎える。
当然仕事中もヌリヌリしているわけですが、この冬は特に乾燥が酷く、リップクリームでは唇の潤いが全く保てない事件が発生した。
普段はコレを愛用中。リップで400円って高くない!?と思っていたが、潤いも使用感も全く違う。
頻繁にリップを塗り直すのもめんどくさいしカッサカサだし…と悩んでいるときに思い出したのがヴィセのリップグロスだった。
元々ヴィセが好きで、ディオールのマキシマイザーとほぼ同じ!?とSNSで騒がれていたこのグロスには興味があった。
でも購入に踏み切らなかったのは、「どうせ使い切れなくない?」という気持ち。
それと「どうせならティントとか色持ちいい普段使いできるやつがいいな」という使い今くることに貪欲な側面もある。
しかし悪化する一方の乾燥、寝る前にケアしても夕方にはカッサカサになる唇にイライラするばかり。
その時にふとひらめいたのが「コテっとしたグロス塗れば乾燥しないのでは?」という逆転の発想。すぐにドラッグストアに買いに走った。
グロスと言えばツヤのイメージしかなかったので、私的にはひらめきの中でも今年上位に食い込む発見だった。
この発見が功を奏して私の唇の潤いはしっかりと守られるようになった。
プランパー効果はそんなに感じないし「もうコレじゃなきゃダメです!!!」ということは特にないが、ドラストでも買えてもっちりぷるっと仕上がるので中々いいんじゃなかろうか。
余談だが寝る前はレブロンのシュガースクラブを使用している。
スクラブをんまんまして就寝すれば、オフしきれなかったリップや剥けた皮、古い角質がキレイに拭き取れるので3本くらいリピ中。
朝の洗顔代わりの拭き取り化粧水との相性がめちゃくちゃいいと思っている。
皮が剥けたりゴワゴワしたとき、しっかり保湿!するよりも物理的にピーリングするほうが合っているパワー系におすすめ。
コスメ使い切るって難しくない?
そんなグロスも残り半分になった。
ふと思うが、私はリップクリームはだいたい底をえぐるまで使い切るが、他の化粧品はあまり使い切ることがない。
「普段から使うものは気軽にどこでも買えるもので揃えたい」という気持ちがあるので、基本的にデパコスや通販限定といったものは使わない。
前はドラストをプラプラ散歩しているときに見つけた、よさそうなもの特にリサーチせずほぼ博打で買ってみることが多かったが、今ではSNSでの口コミ情報を参考にして選ぶばかり。
パーソナルカラー、ティントなど昔は知らなかった観点・機能が増えたことも起因するだろうが、情報量の多さは時に人を惑わす。
SNSの情報がメインになると、新しいコスメが欲しくなるのは暇なときになる。
ダラダラとSNSを見る時間が増えるとその分多くの情報が入ってきて、「えっななにこのリップかわいい」「次にパウダー買うときはこれにしよう」などとどんどん保存するデータが増える一方。
もちろんリップもパウダーも、必要な分は持っているし、今使用しているものに不満があるわけではない。
そしてその情報は新しいものに圧迫され、結局保存されただけで見返されることなく別のコスメを買っている。
今どき「新発売」に限らず「数量限定」「期間限定」の拡散力はすさまじく、店頭で品切れ中の多さったらない。
私が欲しいものは他の人も欲しいものなのか、他の人が欲しがっているから私も欲しいのか。
結局買わない・買えない・必要ないものだから、SNSを見ていた時間の有用性を考えてはいけない。
同じものが使えているのは機能性に惚れているとき?
話は戻るが、私がリップグロスを使い切ったのは多分過去1本ぐらい。
リップガーディアンのグロウラッピングティント。
多分03だった気がする…
飲み屋の方の職場に置きっぱなしでサッと塗り直しているだけだったが、ツヤが欲しくて何度も使っていたから割りと早く使い切った気がする。
これと最初に紹介したヴィセのグロスについて、共通しているのは「職場で使っているもの」。
このことから考えられるのは、「可もなく不可もなく、求める最低限の機能を満たしていれば浮気せず使い切れる」という結論だった。
何を当たり前のことを言うのかこいつは、と思ったことだろう。
私自身が一番思っている。
しょうもないオチに私が一番引いている。
リップにおいては
- 荒れない
- 落ち方が汚くない
- ティントやプランパーなどお得な機能がある
- ツヤ重視
この4つが私中の重要なことである。
これだけ見ると世間をざわつかせたケイトのリップモンスターが上がるだろうが、これは「荒れない」が真っ先に守れなかったのでダメだった。ときにSNSは嘘をつく。
青・シルバー・グレーのアイシャドウを中学のときに買って以来、ケイトとはどうも相性が悪い印象が拭えない。
「生涯コスメ」という言葉を前によく聞いたが、そのまま「生涯使いたいほど惚れているコスメ」のことを指す。
使い切るってそういうことか…??
ただ、使い切ったとは言えグロスは「リピ確定です!」というほどではない。
逆にメンソレータムのリップやレブロンのシュガースクラブは「なくなりそうだからストック買っておこう」となる。
安定した機能性があればリピするんやな…!?
そういえばSNSでも「リピなしコスメ」ってやってんな…!?
私の中のコナン君がピーンとひらめいた瞬間である。
結構当たり前やし、多分他のヒトはもっと早く気がつくことやで工藤。
元々飽き性だし新しいものは試したい性分故、「生涯コスメ」を意識したことがない。
そして古いコスメは衛生上ちょっと…と変な潔癖があるので躊躇なくポンポン捨てる。
だからこそ使い切ったものには結構思い入れがある。これはまた別の機会に熱く語らせて頂きたい。
この記事を書くにあたり、「なんでこのグロスをここまで使えたんだろう」と真剣に考えた。
最初は「職場で使うものって普段使いよりどうでもいいのか」と考えたが、人によっては職場だからこそこだわりたい方もいらっしゃるだろう。
(私が働きたくなさすぎてそこにリソースを裂きたくないだけ説が浮上する)
職場で「もっとイイ色味のグロスほしいな〜」と鏡とにらめっこする時間もないし、何ならマスクで他の人は見えていないし、でも今はこれがちょうどよく使えるんだよな〜〜でもリピはしないしな〜〜っていうか今月いっぱいで辞めるしな〜〜〜
結果、機能性がいいものは使い切る・リピするという結論に着地した。
当たり前の結果に私自身が一番引いている。
あれこれ考えながら1時間強もポチポチ書いては消し、書いては消しを繰り返している。あまりにも愚かだ。
逆に言うと、当たり前のことでも実際に体験しないとわからないということだ。
よって、5月23日を「リップグロス事変」(イイものは使い切ってリピすることに気がついた日)と制定させていただく。
今月も気がつけば残りわずかで、それは同じく今の職場で働くのも残りわずかということである。ヤッター!!!!
今月中にヴィセのリップを使い切るのはむずかしいだろうが、今後の彼の待遇については今のところ検討中である。なぜなら家にはディオールのマキシマイザー(頂きもの)という同類がいるからだ。
機能がよくても使える場所がないというのもまた別の議論が必要そうだ。
とりあえず今回は考えすぎた結果しょうもない結果だったことに疲弊しきってしまったので、寝たい。
私はこういうところがエケチャンなんだよなぁ…
あたりまえというか、しょうもないことについてnoteでも書いたのでぜひどうぞ。